702号室

ひとりでぺちゃくちゃ

勝手にふるえてろ公開までのこと

2017年12月23日ついに松岡茉優さんの初主演映画が公開する。その名も『勝手にふるえてろ




うん、控えめに言ってガクガクふるえてしまう。
なんてたって


自分の好きな人の初主演映画が公開されるってことがどれ程嬉しいことか!!映画に出てくれるだけでも嬉しいのにそれが主演だよ?しかも初主演だよ?当たり前だけど初主演映画って1回しかないんだよ?その"初めて"に立ち会えることがどれ程光栄なことか!!この『勝手にふるえてろ』がどれ程私の生きる希望になっていたことか!!


嬉しすぎるクリスマスプレゼント。なんなら、誕生日とクリスマスプレゼント5年分くらいの価値がある。いやそれ以上か。





ちょうど1年前のクリスマス。勝手にふるえてろの撮影情報がツイッターに流れて1人で『勝手にふるえてろ』とひたすら検索して興奮していた記憶があるんですけど、2年連続でクリスマスプレゼントしてくる大九監督粋過ぎない??ザッツビューティフルクリスマス。
いや、1年前の情報が流れたのは全然監督関係ないしむしろ、制作側が意図していないのに情報出てしまって、知ってしまった申し訳なさあったけどね。現代のSNS社会侮れない。




でもその時から、もしかしたら松岡茉優が映画に出るかも?しかも主演かも?とかいうフワフワした事実が頭の片隅にある幸せ。何か辛いことがあってもこのフワフワとした情報が明確に分かるまでは死ねない!!死んでたまるか!!絶対に生きる!!という一心で乗り越えられたというのは過言である。でもそれくらい普段の何気ない毎日が彩られるようになった訳ですよその日から。





それから映画の情報解禁までの間、正式に決まった訳でもないのにまず原作をよんでヨシカを脳内で松岡さんに変換させてと、色々と妄想をする日々。それが楽しいこと楽しいこと。
終いにはこんな夢までみるほどに。
2月頃の私です↓



いや、ほんとにどんな映画だよ!!!
これが初主演映画だったらそれはそれでふるえるわ!!(え?なに上手いこと言ったみたいにしてんの?というみんなからの冷たい視線)





詰まる所、意味わからない想像力が発揮されるくらい楽しみだったってことをここでは感じ取ってくれればいいんです。はい。








そして待ちに待った情報解禁日が訪れました。



3月14日。



朝6時に情報が解禁されて、もちろん私はその時夢の中だったので知ったのはもう少し後だったんですけど、眠い目を擦りながらいつものようにツイッターを眺めていたら、『勝手にふるえてろ 主演 松岡茉優』という文字が目に入ってきたんですよ。一気に眠気が飛びました。目がギラギラになりました。




「え、まって、、やばい(やばい)え?…えっ?まってまって。むり!え、ちょっとまって。うわぁ…ついに…ついに…ついにこのひがきたか!!!やばいよ…どうしよう…まつおかまゆさんのはつしゅえんえいが…ありがたや…」


というのが最初の感情。全てひらがな表記になってしまうくらい興奮して整理できてない状態




しかも、監督が大九明子さんということに喜びというよりもう感謝の気持ちが溢れました。
倍音、渚の恋人たちを観た身としては大九監督と松岡茉優さんの相性が最高すぎることを知っていたから本当に感謝でしかなかった。




それに大九監督の主演松岡茉優さんについてのコメントから松岡さんに絶対的信頼感を置いているのが伝わるし、今まで2人が築き上げてきた関係性を感じれて本当に素敵でした。


松岡茉優さんとは3本目。無茶な脚本を渡しても一緒に闘ってくれるという安心感(甘えか。)もありました。彼女は18歳で出会った時から完璧に『松岡茉優』でしたから。



そしてその情報と共に1枚の画像も公開されたんですよ。それがこの画像。


クゥ〜〜〜〜〜〜
好きをとことん突かれるぅ〜〜〜〜!!


生え際の産毛、ストレート髪、萌え袖、頬杖、腰回りの薄さ、ブランケットを雑に扱う脚先、黒縁メガネ、、もうトキメキポイントを挙げだしたら止まらない。



最高の一言に尽きます。最高。



この画像を見る度に無意識に保存してました。
リアルに5枚くらいカメラロールにあった。
こわい。






それから1ヶ月経った4月13日に追加キャストが発表。松岡さんの相手役に渡辺大知さんと北村匠海さん。同僚役に石橋杏奈さん。その他にも片桐はいりさんや古舘寛治さんなどなど。



え、なにこれ
めちゃめちゃ面白そう!!!


そして私は“リアルさ”をこのキャストからすごく感じました。居そう!居るよなこういう人!というのをまんま再現してくれそうなキャストだなという印象を受けました。



公開までのワクワクがどんどん大きくなりました。このワクワクを噛みしめるの、めちゃめちゃ楽しい。世界で一番ワクワクしてる人間である自信がありました。







だがしかし、
そこからの情報が全く更新されなくなりました。全くと言っても3ヶ月後に新しい情報がわかるんですけどね。たかが3ヶ月でも楽しみにしてる人にとっての3ヶ月は鬼のように長い。本当に映画公開するの…?全部夢だったのかな?ドッキリだったのかな?だって全然情報出なくない?という感情がグルグルしてました。




と言ってもその間にも、松岡さんは連ドラだったり映画の吹き替えだったりと仕事を沢山して私たちに届けてくれていたから、実際のところ全く退屈さなんて感じはしませんでした。すごいよな、松岡茉優さん。そして有難う。好き。




そんなこんなで7月17日、主題歌が発表されました。
渡辺大知さんが所属している黒猫チェルシーが担当するとのこと。曲名は『ベイビーユー』


よかった〜〜〜〜!!!!夢じゃなかった!!!!ちゃんと公開に向けて進められている〜〜!!!よかった〜〜〜!!!!




その際に、松岡茉優さんから主題歌についてのコメントも公開されたんですが、

壁ドン顎クイ肩ズン
そりゃあキュンキュンするけれど
ベイビーユーを例えるなら
不器用に正面からただ抱きしめる
映画をご覧の際にはぜひこの温かさを感じてください。


いや〜〜ほんとに松岡さんの言葉のセンスが好きすぎる。“そりゃあ”という表現、松岡さんの声で簡単に想像できてしまう。




主題歌決定特報で15秒だけ、ほんのちょっとだけ、聴けたんですけど、何だろう本当にポップな明るい温かさを感じたんですよ。たった15秒でわかるか?イントロだけだよ?と言われても感じれてしまったんですよね。超能力者なのかもしれない私。





そして待望の公開日も同時に発表されました。



12月23日!!

12月23日!!!

12月23日!!!!



*大事なことなので3回書きました。



自分の初主演映画の公開日を祝日にしてしまう松岡茉優さんやべぇな!!(違う)せっかくの祝日なんだから国民全員『勝手にふるえてろ』を観るべきなんじゃない??
なんて訳のわからない境地にまで達してました。
それほど、公開日を待ちわびていたってことなので意味のわからなさはご愛嬌…!







着々と映画の詳細がわかっていったんですけどまだ重要な情報が世に出ていない。



そう、予告編。




私、映画の予告動画ものすごい好きなんですよ。映画の面白さをギュッと詰めた感じがすごい好きなんですよ。だから早く予告編みたい!!!!と1人で勝手に焦ってました。





しかしそんな焦りを一掃してくれたのは
2017年の夏も終わりに近づいてきた8月18日の出来事。めざましテレビで映像が初公開されました。その1週間後には公式からもYouTubeに動画がUPされました。





予告編を見た率直な感想


「やばいものが出来上がった…前世の私、徳積み過ぎでは?!?!大九監督にひれ伏すしかないな……」


です!



105秒という短い間に、面白さも嬉しさも悲しさも楽しさも全部全部詰まっている。詰まりすぎている。画面いっぱいに動くヨシカ、喋るヨシカ。どこを切り取っても最高でしかなかった。予告編だけで充分すぎる満足感。何度も何度も繰り返して観ていました。




ここでもう1回観てみましょう。


12月23日(祝・土)公開 『勝手にふるえてろ』予告編 - YouTube




ヨシカの気だるそうな自己紹介から始まるのも、中学の頃のイチを何度も脳内に召喚しているヨシカも、ヨシカの叫びも、イチの儚さも、ニの滲み出るウザさも、映像のスピードの緩急も、そして何より主題歌の「ベイビーユー」の入りが最高すぎる。




松岡茉優さんが主演だから観たいと思っていた映画が、いつしか仮に松岡さんが主演じゃなくても1つの作品として観てみたい映画に変わっていました。






公開劇場も順に発表され、前売り券も購入可能となったので即購入。特典の付箋もゲットしました。やったね。嬉しみ。



前売り券を買った時に、既に映画館に大きなポスターが貼られていたんですけど、見た瞬間やっと現実味が帯びてきて、一気に鼓動が早くなって血液がブワ〜と流れているのを感じました。生きてる!って感じ。





松岡さんが……いやヨシカがこっちを見つめてる……とポスターの前でしばらくの間立ち尽くしていて気付いたら夜でした。嘘でした。立ち尽くしていたのは本当です。ややこしいね。




この予告やポスターだけで、これ程の幸福度と感謝の気持ちでいっぱいなのに本編を観たらどうなってしまうのだろう?息出来るのかな?死なないかな? という不安がいっぱいで寝れない日々が続きました。これも嘘でした。いやだから、どこまでが本当なのかわからないのややこしいからやめよ。


楽しみという気持ちが溢れ、公開日まで絶対に生き抜くと、映画の公開が生きる希望となっていました。





情報もほとんど出尽くし、後は12月23日を待つのみかなって思っていた矢先、思わぬ吉報が。




なんと!!




第30回東京映画祭コンペティション部門にノミネート




え〜〜〜!?!!!?!?!
しかもなんか日本代表らしい!よくわかってないけどすご〜〜〜数ある日本の映画の中から選ばれたのすごい!!!よくわかってないけどおめでとうございま〜〜〜す!世界の人に松岡茉優さんが見つかるぅぅう〜〜!世界のMatsuokaになっちゃう〜〜!!(落ち着け)




はい。(気を取り直す)





ちょうどその時期くらいからあらゆるところでメディア向けの試写が行われて、感想ツイートを公式さんがRTしてくれるようになったんですよ。



どのツイートもベタ褒め。映画のことも主演の松岡さんのことも褒める褒める。
しかも、単なる面白いとかじゃなくて、上手く表現できないんですけど愛のある褒め方で観た人みんなに愛される映画なんだということがヒシヒシと伝わってきました。




こんなの期待するしかないじゃん…?
自らハードル上げるなんてことするべきではないけどこれは必然的に期待値どんどん上がるに決まってるじゃん…?






そしてついにやってきました。
東京国際映画祭

初日の舞台挨拶で、共演者がみんな松岡さんのことを褒めるんですよ。観た人のみならず一緒に作品を作り上げた人にまで褒められる松岡さんどゆこと〜???とっくに楽しみのキャパなんて超えてるのにもっともっと映画に対する楽しみが溢れてきました。



そういえば私は映画祭の情報が出た時に快挙を成し遂げていたのです。


"映画祭チケットの購入 "

やば、快挙すぎる。




ついに鑑賞できる日が来てしまった…楽しみだけど楽しみだからこそまだ観たくない、いやでもやっぱり早く観たい…と色んな気持ちが交差しながら会場に向かっていたのを覚えています。




観終わった後の私は色んな感情が湧き出てきて放心状態でした。
とりあえずもう1回観たい。何か語る前にとりあえずもう1回観させてくれ。そんな想いが募りました。



このブログには感想を細かく書く気はないのですが、簡単に言えばエベレスト級の期待値の高さを平気で超えていきました。
最高とか面白かったとか良かったとかそんな言葉だけでは言い表せないほど最高に面白くて良かったです。


またいつか気が向いたら感想考察ブログも書きたいな〜なんて思っています。(果たしていつかは来るのだろうか)



帰りの電車は、映画の余韻とこの映画が後2ヶ月弱で全国の映画館で公開されるという素晴らしすぎる事実で頭も心もいっぱいでした。



映画を観た後にもう1度予告をみる貴族の遊びめちゃめちゃ楽しいので是非観た後にやってみてください。予告で切り取られたシーンの前後を脳内で再生してあ〜ここ良いよね〜!!!ってなるの超楽しい。






そして東京国際映画祭最終日。
各賞の受賞作品が発表されていきました。

そこで、宝石の原石を意味する東京ジェムストーン賞を我らが松岡茉優さんが受賞!!!


自分の応援している俳優さんが映画賞を受賞するってこの上ない嬉しいことだと思うんですけど、それをヨシカで取ってくれたのがすごくすごく嬉しかったです。



それに加えて
作品自体も観客賞を受賞!!!




素晴らしすぎる…観客賞って観た人みんなに愛されてる証拠ですやん…国際的な映画祭にノミネートされるだけでも素晴らしいのに観客賞までって…どこまでこの作品は私を喜ばしてくれるんだ……





今、神様にお願い事をするなら




公開前にも関わらずこんなにも私の人生を楽しませてくれた、そしてこれからもきっと楽しませてくれるであろうこの映画が1人でも多くの人に届きますように!!!!




と願いたいです。あ、あと家内安全も。





もちろん、私自身も公開したら沢山観に行きたいと思っています。一言一句間違えずに台詞を言えるくらいまでにはね、ええ。







そして勝手に宣伝部長として多くの人にこの映画を広めたいと思います。(図々しい)

近所の猫とか、毎朝同じ電車に乗ってるおじさんとか、たまたま講義で隣になった学生とかに念を送っておきます。



また、このブログを読んで少しでも観てみたいと思ってくれる人がいたら泣いて喜びます。いや、お前は誰だよ状態ですけど。









ここまで書いて、締め方が見つからないことに気付きました。結局何が言いたいかもわからなくなってきましたが、これだけは言えます。









勝手にふるえてろ is 最高